アナンタ

[インド神話]

【言語】अनन्त(アナンタ)《無限》【サンスクリット】

ヴィシュヌ神を乗せる原初の大蛇!?

アナンタはインド神話に登場するナーガラージャ(ナーガの王)の一人。アナンタには《無限》という意味がある。千の頭を持つヘビの姿で想像される。世界の始まりにヴィシュヌ神を乗せて原初の海を漂っていた。ヴィシュヌ神はアナンタの背の上で眠り、世界を創造したという。再び世界が終わるときにも、ヴィシュヌ神は次の再生までの間、アナンタの背の上で眠るのだという。