バセテト

[エジプト神話]

【言語】Bȝstt(バセテト)〔古代エジプト語〕

古代エジプトで崇拝された猫の女神さま!?

バセテトは古代エジプトで信仰されていた豊穣の女神さまのこと。ネコの頭部を持った人間の女性、あるいはネコの姿をしている。暴力や戦いの神としての性格も持つ。バブスティスではバセテトの信仰が盛んだったが、ヘーロドトスはバセテト信仰について『歴史』の中で以下のように紹介している。彼によればこの地域ではネコが死ぬと人々は眉を剃って喪に服したという。実際、ネコのミイラをつくったり、ネコのための墓をつくったりしていた痕跡が残されている。闇の中で光るネコの目が太陽と考えられ、太陽神と同一視されることもあった。太陽神ラーの娘として、牝ライオンの頭を持ったセケメト女神と同一視されることもあった。

バセテトはクトゥルフ神話にも取り入れられ、地球とドリームランド(夢の国)で信仰されるネコの神として登場している。ネコを虐待するものに報復をするという。