グリュプス

[ギリシア・ローマ神話]

【言語】Γρύψ(グリュプス)【古代ギリシア語】

ギリシアの遥か北に黄金を隠す巨大な怪鳥!?

グリュプスは古代ギリシア・ローマの伝承に登場する怪鳥。ギリシアの遥か北方のリーパイオス山脈と呼ばれる山々に棲み、ライオンの身体にワシの翼、ワシの頭部を持つ。山々に眠る黄金を守護しているとされ、その黄金を巡ってアリマスポス一族と争っている。ギリシアに黄金が流入するのは、このアリマスポスたちがグリュプスたちから黄金を奪ってくるからなのだと信じられていた。