一反木綿(イッタンモメン)

[日本伝承][妖怪]

【言語】一反木綿(イッタンモメン)【日本語】

白い布がふわふわと舞い降りてくる!?

一反木綿(イッタンモメン)は鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)に伝わる怪異、あるいは妖怪。夜中、細長い白布のようなものが空からふわふわと舞い降りてきて、歩行中の人間の身体や首の周りにまとわりついてくるという。場合によってはそれによって窒息死させられることもあるという。一般に、長い三角形の布に小さな目と手がついたような有名な一反木綿の図像を思い浮かべる人もいるかもしれないが、これは水木しげる氏の手によるもので、本来はただの布の姿をした妖怪だったと思われる。けれども、ただの布なのかというと、侍が斬りつけたところ、刀に血がべったりとついていたという伝承もあるので、何らか血の通った存在なのかもしれない。