ニーズヘッグ

[北欧神話]

名称Níðhǫggr(ニーズヘッグ)《嘲笑う打撃者》【古ノルド語】
容姿翼をはやした黒い大蛇。
特徴世界樹の根っこで死者の腐肉を喰らう。
出典『ヴォルスパー(巫女の予言)』,『エッダ』ほか

ラグナロクの後に空を飛ぶ黒き大蛇!?

ニーズヘッグは北欧神話に登場する竜。鱗と翼を持った黒い大蛇の怪物で、氷の世界ニヴルヘイムにあるというフヴェルゲルミルという熱泉に無数のヘビとともに棲み、ときには死者の腐肉を喰らうという。世界樹ユッグドラシルの3本の根っこの1つがフヴェルゲルミルの泉まで伸びているが、この根を齧り、世界の存在を脅かし続けている。世界樹を駆け回るリスのラタトスクを仲介者として、世界樹のてっぺんに止まるワシのフレースヴェルグといつも罵り合いをしているという。ニーズヘッグはラグナロクの後も生き残り、その翼に死者を乗せて空を飛翔するとされる。『ヴォルスパー(巫女の予言)』には、その不気味な様子が印象的に描かれている。