スパンキー

[スコットランド伝承]

【言語】Spunkie(スパンキー)【スコットランド語】

ハロウィンの夜に群れになって飛び回る青白い炎!?

スパンキーはスコットランド低地地方に伝わる鬼火の一種。どうやら洗礼を受けずに死んだ子供たちの魂が青白く光る炎になって彷徨い出るものらしい。彼らは天国へ行くことも地獄へ行くこともできないまま、最後の審判の日まで現世を彷徨い続けることになる。ハロウィンは日本のお盆のようなもので、霊魂が現世に帰ってくる日である。スパンキーにとっても一年に一度の特別の夜で、その年に死んだ人間の霊魂の道案内をするという。そのため、ハロウィンの夜になると古い教会などにはたくさんのスパンキーが群れになって飛び回る幻想的な攻撃が目撃されるという。