ミーノータウロス
[ギリシア・ローマ神話]
Μῑνώταυρος(ミーノータウロス)《ミーノース王の牡牛》【古代ギリシア語】 | |
容姿 | ウシの頭部と人間の下半身を持つ怪物。 |
特徴 | 人を喰らう。迷宮ラビュリントスの中に幽閉されていて、英雄テーセウスに退治された。 |
迷宮に幽閉された人喰いの怪物!?
ミーノータウロスはギリシア・ローマ神話に登場する怪物。クレータ島のミーノース王が海神ポセイドーンとの約束を反故にしたために妻のパーシパエーが呪われ、ウシと交わって誕生した。ウシの頭部とシッポを持つ男性の姿で、本名はアステリオス。ミーノータウロスというのは《ミーノースの牡ウシ》という意味である。うまれながらに人喰いの性癖を持ち、入ったら二度と脱出できない迷宮ラビュリントスに幽閉された。アテーナイから送られる生け贄の少年少女を喰らっていたが、アテーナイの王子テーセウスによって退治された。