モケーレ・ムベンベ

[未確認動物(UMA)]

名称 Mokele Mbembe(モケーレ・ムベンベ)【リンガラ語】
容姿竜脚類の怪物。
特徴テレ湖に棲息するとされる怪物。殺すと呪いが掛かるとも。

アパトサウルスのような竜脚類の恐竜型UMA!?

モケーレ・ムベンベというのは未確認動物の聖地と呼ばれるコンゴ共和国・リクアラ地方にあるテレ湖に棲息するとされる怪物。コンゴ・ドラゴンとも呼ばれる。体長は8メートルから15メートルほど。サイとゾウの中間くらいの大きさで、小さな頭部、長い首を持ち、横腹からトカゲのような脚が4つ張り出していて、長い尾を有するという。湖や沼など水辺での目撃例が多いが、ネッシーなど他の未確認動物のような首長竜タイプではなく、アパトサウルスのような竜脚類の怪物とされる点で異彩を放っている。マロンボという桃のような実を好んで食べるなど、草食動物であるとされる。また、モケーレ・ムベンベの肉を食べた村人が、その後、謎の死を遂げたなどの伝承も報告されている。

実際には「モケーレ・ムベンベ」というのは「大きくて恐ろしい化け物」を指す言葉で、その言葉の中にはゾウやサイなど、さまざまな動物が含まれていたのではないかとされる。情報収集者がバラバラの動物について述べる現地人たちの話を、ひとつの生物と勘違いして、さまざまな動物の特徴を合成させた結果生まれた怪物なのではないかとも言われている。