ペルーダ
[フランス伝承]
Peluda(ペルーダ)【フランス語】 | |
容姿 | 毛むくじゃらの竜。 |
特徴 | 炎を吐き、家畜を襲い、洪水を起こす。 |
毛むくじゃらのドラゴン、ラフェルテベルナールを荒らす!?
ペルーダはフランス西部のラフェルテベルナールを荒らし回った毛むくじゃらのドラゴン。ヘビのように細長い身体にカメのような四本の脚を生やし、全身、長い毛で覆われている。背中には背骨に沿って毒針のようなものが並んでいる。あるいはハリネズミのように毒針に覆われているとも言われる。炎を吐き出して農作物を焼き払ったり家畜を襲ったり、川の中で暴れて洪水を起こしたりした。ペルーダは『旧約聖書』の大洪水のときに、ノアの方舟への乗船を拒否されたが自力で生き残ったという。