ポセイドーン
[ギリシア・ローマ神話]
Ποσειδῶν(ポセイドーン)【古代ギリシア語】 Neptunus(ネプトゥーヌス)【ラテン語】 | |
容姿 | 三叉の矛を持った男性神。 |
特徴 | 海神。大地の神。特に地震の神。馬の神。 |
出典 | ヘーシオドス『テオゴニアー(神統記)』ほか |
ポセイドーンはギリシア・ローマ神話に登場する海神。海、河川、泉を司る。ゼウス(Ζεύς)やハーデース(Ἅιδης)とは兄弟。本来は大地の神だったらしく、地震を引き起こすこともある。馬の神でもある。三叉の矛(トリアイナ,Τρίαινα)を持つ。半馬半魚の怪物ヒッポカムポス(Ἱππόκαμπος)の牽く戦車に乗る。
信仰の中心地はコリントスやロドス島である。
プラトーン(Πλάτων)の著作の中で、伝説のアトランティス大陸を統治していたとされている。