ゼウス
[ギリシア・ローマ神話]
Ζεύς(ゼウス)【古代ギリシア語】 Jupiter(ユーピテル),Juppiter(ユーッピテル)【ラテン語】 | |
容姿 | 白髭を生やしたたくましい男性神。 |
特徴 | ギリシア・ローマ神話の主神。最高神。 |
出典 | ヘーシオドス『テオゴニアー(神統記)』ほか |
浮気性のギリシアの最高神!?
ゼウスはギリシア・ローマ神話の最高神。ローマ神話ではユーピテル。オリュムポスの神々を率いている。6人兄弟の末っ子だが、父親のクロノスから王座から追放し、ほかの巨人族たちを倒して王位に就いた。ゼウスは天候神、特に雷を司る神で、雷霆(ケラウノス,Κεραυνός)を武器とする。浮気性なことで知られ、さまざまな女神さまや人間の女性などと交わり、たくさんの子供をつくっている。
ドードーナやクレータ島などが信仰の中心地であった。